『自分が暮らす地域のことを自分事として考える』

『共同体の中では、人も生業もつながりを持って暮らしている』

『効率化しない暮らし、時間がかかることを時間をかけてやる、という過程が現代の私達には必要な価値観だと思った。』

『里山アカデミー』に参加してくれた若者世代の言葉です。この丹波篠山の豊かな自然と共に営まれている『里山の暮らし』を体験することで、若者世代にこれからの生き方や、持続可能な社会を作るためのヒントをもらって帰って欲しい。そのために、私たちは多くの方々と一緒に、この『里山アカデミー』を通して、若者たちの旅と交流を深める場作りを続けて行くことを目指しています。
コロナ禍を経た現代社会のなか、本質的な“ 豊かさ” を求めて、都市から地方へと居を移す人の流れが加速しています。「田舎でのリモートワーク」「二拠点生活」「ワーケーション」など 多様なライフスタイルは、これから社会を支える若者世代にとって、一般的な働き方・暮らし方のかたちではないでしょうか。これからの若者たちには、自分の暮らしも社会も持続可能であるために、日本の各地にある里山で今起こっている動きを見聞きし、実践者たちの行動から学び、自身が社会に羽ばたく際のひとつの指針にして欲しいと考えています。

里山の自然と共存する暮らしに内包されている持続可能な仕組み（Sustainable）
里山を守りつなげるための革新的な取組みを実践する大人たち（Innovative）
人も生業もつながりを持って互助によって成り立つ集落の暮らし（Local）

私たちにとって、パートナー企業・団体の皆様は、若者の未来と可能性、そして里山の未来と可能性を支えてくれる、社会とつながるための素晴らしい財産です。皆様が『里山アカデミー』を応援してくれることが、若者世代が学びを得るためのフィールドである里山も、そこで行動し続けている地域の大人たちの暮らしも、地域に生まれ育っていく地元の子どもたちも、10年先、50年先へと守りつないで行くことに繋がります。

まだまだ私たちには、里山の暮らしから得る学びを多くの若者へ届けるための実行力も資金も仲間も足りていません。『里山アカデミー』の活動基盤を作るためにも、是非、皆様のお力を貸してください。

ご関心のある企業・団体様には、パートナーシップに関する資料をお送りいたします。下記フォームよりお客様情報を記入しお申し込みください。

『丹波篠山・里山アカデミー』は、令和4年度の観光庁事業である『サステナブルな観光コンテンツ強化モデル事業』の一環で制作されました。