丹波篠山の里山から学ぶ
体験型アカデミー
里山アカデミーは、未来を担う若者が、地元の人に農業や林業などの生業(なりわい)や、自然との共存方法など『里山の暮らし』を教わり、これからの生き方や持続可能な社会を作るためのヒントを学ぶことのできる、旅と交流の場です。そんな里山アカデミーの教室は、丹波篠山。自然豊かな山に囲まれたこの地では、農業はもちろん、林業をはじめとしたさまざまな山仕事、そして日々の暮らしがひとつながりになり、営まれてきました。この地で、自然環境や景観保全の大切さ、土地の暮らしの中に受け継がれてきたサステナビリティ意識に触れることで、日常生活におけるものの見方や捉え方の枠を広げ、自分自身の職業を含めた将来についての考え方、持続可能な社会や経済をつくるための考え方を得ることができるはずです。
里山アカデミーでの3日間は、かけがえのない、
一生ものの財産になるでしょう。
学ぶ場所 学ぶこと
山
里山のエネルギーの源、山。そしてその山を守る林業。里山の自然のサイクルに林業が果たす役割と、山の恵みについて学びます。
農
地域の人々によって代々受け継がれてきた、「ヤマ」と「ムラ」の中間に位置する田んぼや畑といった生産空間で、農業の持続可能性ついて学び、考えます。
里
山と田んぼ、畑とひとつながりになった生活空間、「里」。自然との付き合い方や、コミュニティーが育む相互扶助の精神を学びます。
丹波篠山とは
古来より京都への交通の要所として栄えた歴史が残る、城下町や宿場町。800年の歴史を持つ丹波焼をはじめとしたものづくりの文化、丹波黒大豆や丹波栗などの魅力あふれる農産物。丹波篠山の歴史や産業、文化的多様性を支えているのは、豊かな里山の景観です。里山の中で自然と共に暮らしながらも、たくさんの人との交流が生まれてきたこの土地では、新しい考え方やものごとを取り入れる風土が育まれています。「里山アカデミー」では、この丹波篠山の里山を舞台に、参加者と地域の人々が相互に交流し学び合うことを目指しています。